kuri_saxoの人にやってほしいこと

私がネットを介さずに知り合った人たちの中で、最もクールなブログ書きといえば、kuri_saxoの中の人ことkuriさんだ。大学のサークルの新入生歓迎イベントで出会ったときからそのマニアックさに驚かされてきた。
kuri_saxoは、ブログが世の中に出回る以前から更新されてきていて、相変わらずページのデザインは非常にシンプルであり、率直に言ってしまうとわりと読みにくいサイトなのだけど、その内容は非常に濃い。クラシックサクソフォンの世界には3センチ程度しか興味のない私でも、このサイトのすごさは分かる(ような気がする)。
kuriさんのすごさを示す逸話がいくつかある。
彼のサイトには、バッハの「フーガの技法」をサックス4重奏に編曲した楽譜が置いてあるが、とあるプロ4重奏団からこの楽譜を使って録音したいというメールがきたという。また、これは私の恩師であるプロのフルート奏者から聞いた話だが、彼がサックス奏者と話していて「筑波大の吹奏楽団で教えている」というと、「kuriって子、知ってる?」と尋ねられるそうだ。なんでも、「俺でも連絡取ったことないような海外の作曲家とかにメール出したりしてるんだよ」などと言われるらしい。


そんなkuri_saxoの「ダイアリー」がブログに移行して、1周年を迎えるそうだ。

今後とも、主に"マイナー、しかし広く知られて欲しいサックスネタを掘り起こすこと"に重点を置きながら、更新を続けてまいりたいと思います。

diary.kuri_saxo: ブログ化一周年

今後もどんどんマニアックな記事を書き続けていってほしい。
ところで、

また、何か取り上げて欲しいネタ&タレこみなどありましたら、メールやコメントなどでお知らせいただければ幸いです。

とのことなので、私からひとつお願いしたいことがある。ぜひkuriさんにやっていただきたいことがある。
それは、kuri_saxo nite の開催だ。いや、名前はなんでもいいから、とにかくイベントを開催していただきたい。クラシックサクソフォンの魅力について参考音源を聴きながらkuriさんが解説するイベント。これが観たい。
Ustreamを利用すれば、映像や音声を流しながら、観ている人たちにチャットで感想や意見をいってもらえる。ウェブカメラがなくても、ManyCamなどのソフトでディスクトップの画面を配信することができる。ひとりでパソコンに向かって話しかけるのは少し難しいかもしれないから、誰か*1と喋りながら配信するのもいいかもしれない。
内容は、ミュールの魅力について延々と語ってもらうのも面白いだろうし、先日購入したという特殊奏法の教則本(?)の内容を参考音源を交えながら紹介してもらうのも面白そうだ。
観たい。kuri_saxo nite観たい。ぜひ前向きに検討していただきたいと思う。なんなら手伝うから。


(参考:「第一回 monado nite」 - モナドの方へ, http://ustream.tv/channel/monado

*1:rokuenさんとか