昔はタブーだったとか、もはやタブーじゃないとか

コンビニ勤務の休憩中に、返本扱いになっていた日経WOMAN7月号を何気なく見てたら『大人の女性のセックス白書』という特集がありまして。3週くらい前のan anの『恋に効くセックス』は結局読まなかったので、今回はちょっと目を通しておいたわけですが。
日経WOMANの想定する読者層がよく分からないのだけど、まあこんなもんなんだろうな、という印象でした。読者アンケート取って、精神科医あたりにインタビュして、「本音」をまとめて。
刺激的な話題であるはずなのに、なんとなく紙面全体に漂う"いまさら感"。それとも、刺激的な話題であるはずだという感覚がもはや前時代的なのでしょうか。「男性はアダルトビデオの影響を受けすぎ」とか「コミュニケーションをうまく取って双方が楽しめるように」とか、うーん。あらためて記事にするようなことなのだろうか。それなりの思考力・思索力とメディアリテラシ力があれば分かることだと思うんだけどなー。そうでもないのかなー。(それなりのそういう力を持ってる人が多くないってことなのかなー。)
最近よく思うことですが、流行やステレオタイプに対してちゃんと興味を持ったほうがいいですね。それが誰か(マスメディアとか)によって作られたものだとしても。世の中の人はこういうことに関してはこういうふうに思っている場合が多い(とマスコミは流布している)らしい、という認識を持っておくと、いろいろなことが少し楽になるような気がします。