雑誌3題

an・anの特集がまた「恋に効くSEX」だ。ここはやはり一番目立つところにan・anを陳列したい。ところが私が勤務するコンビニの雑誌棚では、どう頑張って置いても『恋に効』までしか見えない。雑誌陳列担当者としては、非常に残念だ。


・倖田なんとかという人の顔を覚えつつある。どうやら最近、TV番組情報誌の表紙によく出ているようなのだ。なんとなくアクのある顔の隣に、覚えにくい難しい文字が並んでいるので、自然とセットで覚えるようになる。文字の覚えにくさが逆に印象に残っているということか。あ、でもエビちゃんは覚えられないぞ。顔の特徴が分からないからか。

・付録が付いている雑誌がある。若い男性向けのファッション誌(もしかしたらストリートとかそんな感じのカテゴリかもしれない)なんかでよくある。携帯ストラップくらいならまだ分かる気もするが、サンダルとかブレスレットとかが付いてきて読者は嬉しいのだろうか。それは本当にインセンティブとして成立しているのだろうか。
それはともかく、付録が付く雑誌は、本体と付録が分かれてしまわないように輪ゴムやビニール紐で縛って陳列する。こうすると立ち読みが出来ない。出版者はこのことをどう考えているのだろう。人は、中身が分からない雑誌をどの程度購入する気になるものなのだろうか。表紙にある情報だけで購入を決める新規顧客はどの程度いるのだろう。